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大容量サブバッテリーDIY:準備編

注意

こちらを参考にDIYをしても自己責任でお願いします。

作り方は小型のものと同じなので、小容量リン酸鉄リチウムイオン電池のほうをご覧ください。
大容量のサブバッテリーはキャンピングカーのサブバッテリーの容量を増やす目的で今回作成しています。

違うところとしては下記になります。

箇所 小容量 大容量 備考
BMS 35Aのもの 150Aのもの 1500Wくらいの家電を使用する想定のため。
今回のBMSはBluetoothもLCDも使えるハイブリッドなものです。
生セル 13.5Ah x4個 320Ah x 8個 4P2S(4直列、2並列)で組んでます
コード 8AWG 4AWG アンダーソンコネクタが125A用なので4AWGを選択
小物 USBなどのコネクタ
アンダーソンコネクタ(50A用)
アンダーソンコネクタ
(50A用、125A用)
サブバッテリーの増設が目的なのでUSBは省略。
アンダーソンコネクタは充電用と増設用の2系統です。

BMS

BMSとはリチウムイオン電池のいろいろな制御に必要なシステムが入った基盤です。 バッテリーマネージメントシステム(Battery Management System)の頭文字でBMS(ビーエムエス)です。
過充電、過放電、温度管理など基本的なものはできるようになっています。
今回は、320Ahのセルを使用するので最大限発揮するなら640Aで充放電できるもの(2並列のため640A。並列なしなら320AでOK)が必要ですが、14.6Vx320A=4672Wの充電器が必要になってきます。 現実で来てはないため150Aとしています。これでも2190Wになります。所有しているインバーターが2000Wのためこれで十分でしょう。
細かな点を挙げるなら総合的に使用できる電流はアンダーソンコネクタの125A(1500Wくらい)になります。1500Wを超える家電を使用する予定はないので、我が家にはこれで十分です。

BMS

生セル

320Ahの生セル8個です。1個5.5kgほどなので、総重量44kg以上になります。一人で持ち上げられないと思うので、車内で作業して固定していく予定です。
容量としては640Ah x 12.8V=8192Whになります。家庭用蓄電池の中くらいの容量になります。

生セルと付属品

コード&コネクタ

コード類とコネクタ類です。アンダーソンコネクタの大きいもの(125A)は走行充電器やインバーターにつながってるコードになります。4AWGのコードで125A以上流せます。
アンダーソンコネクタの小さいもの(50A)はポタ電の増設や拡張用です。こちらで作成したポタ電の充電ができます。 また、今後何か拡張させたいときにインターフェースだけそろえておけばやりやすいのでアンダーソンコネクタを選択しています。

コード類

その他

アクティブバランサーで、セル同士のバランスを整えます。

アクティブバランサー

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